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鳥肉 ・ 焼鳥 『 稲毛屋 』
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筑波鶏、つくば茜鶏、筑波地鶏を皆さんにお届けする、こだわりのお店を紹介します。
第1回は、「稲毛屋」です。
東京都杉並区の荻窪で創業53年、店主の関口夫妻にお話をうかがいました。
稲毛屋のこだわりは、「うまいものを売る!」。
そのこだわりを実現するのが、
◎よそにはないもの
◎鮮度
◎手作業でカット
まず、「よそにはないもの」ということでは、早くからブロイラーの先をゆく鶏肉に着目していました。
昭和30年ごろまでの養鶏は、卵肉兼用で行われていたのですが、食肉としての成長促進と産卵能力の向上は相反するため、食肉専用の鶏が大量飼育されるようになりました(中央畜産会Webより)。それが、いわゆる「ブロイラー」です。飼育日数が短いので柔らかく、料理にも扱いやすい反面、味は薄く水っぽい肉になっていました。
内外食品の筑波鶏に出会った関口さんは、それを取り扱うだけでなく、さらに飼育日数を長くしてコクのある味にするようリクエストしました。
ついには、地鶏の開発を提案し、2003年に「筑波地鶏」が生まれました。関口さんの情熱が、生産者を動かしたんですね。
次に「鮮度」。
毎朝、処理場から運ばれた鶏肉をカットして、店頭にお届けしています。
最近では、自前でカットする店は減り、カット済みの食肉を仕入れる店が多いのですが、稲毛屋は自前での処理なので、この鮮度が実現するのです。
最後に「手作業でカット」。
処理場からは、羽をむしっただけの状態で運ばれ、自宅を兼ねた作業場で早朝からカット作業をします。
余計な力を入れず、包丁でなでるような関口さんの手さばきは、職人技そのもの!肉には小骨がほとんど入り込みません。丁寧に取り出される「ささみ」は傷がつかず、きれいに肉が取られたガラは圧巻でもあります。
20年前にはどこでも見られた風景でしたが、今では機械カットの店が多くなりました。
このような手作業のぬくもりが、違いを生み出すんですね。
稲毛屋は味もとことん探求します。
焼き鳥のたれは、稲毛屋オリジナルです。添加物を使わない、やさしい味です。
また、「つくね」のレシピを開発し、内外食品に提供して製造を依頼し、他の筑波鶏取り扱い店でも販売されるようになりました。
ジューシーで軟骨の歯ごたえがたまらない「つくね」は、稲毛屋で生まれたのです。
普段からお客さんの途切れない店頭ですが、年末はお正月用にと、何重もの列ができるほど。
おかみさんは「ここ荻窪近辺は食通が多くてね、お客様が『こんなふうに料理したらおいしかったよ』と教えてくれることも多いんですよ」と、お客様とのコミュニケーションを心底楽しんでいます。
こだわりのおいしさを、稲毛屋に見つけにいきませんか?
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鳥肉 ・ 焼鳥 『 稲毛屋 』
東京都 杉並区 JR中央線 荻窪駅北口
荻窪タウンセブン専門店街 にぎわいの街 (地下1階)
電話番号 : 03-3391-6581 FAX : 03-3391-6581
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