『南地 鳥芳』
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日本橋高島屋のデパ地下に、まさに「鶏肉のデパート」ともいえるお店があります。
鶏肉専門店「南地 鳥芳」は、日本全国の地鶏・銘柄鶏を、なんと11種類も取り扱っているんです!
通常のお肉屋さんを思い起こすと、銘柄肉というのはあくまでアクセントなので、3〜4種類というのが一般的。半端でない心意気が伝わってきます。
90年代前半には、地鶏・銘柄鶏ブーム関連の新聞記事の中でも紹介された、代表的な老舗です。
皆さんの耳にもなじみのある有名な銘柄がずらりと居並ぶ中…ありました!筑波地鶏が!!
これだけいろいろ揃っていると、選ぶほうもワクワクしちゃいます。
それぞれの銘柄にファンがいらっしゃって、常連さんになると、石高(いしだか)店長と目が合っただけで「はい、○○ね〜」なーんて。(か、かっこいい…)
石高店長の奥様も、「たまには違ってたものにトライしようかな」 「どれがどう違うの?」「このお肉はどう調理するのがいいかしら?」といった相談にもじっくり乗ってくれます。
それぞれの鶏の持ち味を活かせる調理法を教えてもらえるで、何を作りたいかをイメージしていくといいですね。お好みのカットにも応じてくれます。
店長が、国内に何百種類もある地鶏や銘柄鶏の中から、鳥芳で扱う商品を選ぶ条件は、「自分が自身をもってお客様に薦められるかどうか」ということ。ご自身でいろんな料理をして研究したり、食べ歩きも大好き!
そんな鶏のスペシャリストが「何にしようか考え込んでいらっしゃるお客様には、まずは筑波地鶏をおススメするんですよ」とのこと!
鳥芳で筑波地鶏の販売を始めたのは平成17年からですが、その理由は、歯ごたえがしゃきっとしているのに硬すぎず 、脂が少なくさっぱりしているから。
筑波地鶏の、飼料や育てる環境へのこだわりが、本物を知り尽くしたプロを納得させたんですね。
カウンターの背後のガラス越しに見える厨房でさばかれた鶏肉は、色味もプリっとした肉の張り具合もお見事。
素敵な焼き物の器に盛られて店頭に並びます。ほぼ連日完売するので、鮮度も抜群です。
特に年末は大盛況!12月に入ると店頭での予約受付が始まります。
めざましく街並みが変身しつつある日本橋。最近では積極的に新しい味にチャレンジする若いお客様が増えてきたそうです。少量ずつからでもトライできる「日本の鶏のショールーム」。まずは行ってみるべし!です。
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『南地 鳥芳』
東京メトロ銀座線・東西線 都営浅草線
日本橋駅 直結
高島屋日本橋店 地下1階
電話番号 : 03-3274-3834 |
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